昨日、1月17日は阪神大震災から丸15年。
各地で追悼式が行われました。
私は、福岡へ出張中でしたが、福岡でも市民ボランティア団体による
追悼式が開催されたということをNHKや各紙で知りました。
このボランティア団体の代表者は、震災時にボランティアとして
被災地で活動し、その後、毎年追悼の集いを開いているそうです。
「足を止める人が年々減っているが、体が続く限り震災の事を伝えていきたい。」
この代表者の言葉です。
風化させてはいけない。
「震災は忘れたころにやってくる」
私も、安心・安全の家づくりを通じて防災という意識を広めていきたいと思います。
SE構法開発のきっかけは、1995年1月17日におこった阪神大震災でした。
SE構法の開発者である構造設計家・播繁先生は、
神戸に行き被害状況を自分の目で確かめ、
倒壊しない木造の工法の開発に取り組むこととなります。
大型建築物をつくるときによく用いる大断面集成材に着目し、
木の感性と日本的な木組を生かした、耐震性の高い木造住宅ができないか。
最大の課題は、木組みの接合部を構造的に、施工的にどう単純化し、
かつデザイン的に美しくみせるかにあった、と播繁先生は当時のことを
語っていらっしゃいます。
楔(クサビ)の原理を応用し、ドリフトピンを打ち込むことにより、
柱が引き寄せられる仕組み。(=ハードジョイント)
この接合法は、1997年に建築基準法第38条の一般認定を取得しました。
また、接合部の実験をさらに重ねることにより、
構造計算体系を確立し、CAD-CAMシステムと連動して、
精度が高く、自由度の高い木質フレームシステムとして実用化されることとなったのです。
播繁先生の思いは、阪神大震災から2年を経て実を結び、
そのDNAは、NCNの社員スタッフならびにSE構法登録施工店様にも伝わり
今日に至ります。

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